Mar 03, 2008
You I Love
- Ya lyublyu tebya
- 2004
- Russia
- IMDb
- ゲイが描かれている
- コメディ
- 恋愛
- 男女三角関係
Story
モスクワのCMプロモーション会社で働き、広いアパートで洗練された暮らしをおくるティモフィー。同じくニュースキャスターという仕事に就いて洗練された暮らしを送っている過食気味なヴェラ。ふたりはカフェで偶然知り合い、そのまま恋人同士になる。一方、大学にも入れずに田舎に帰る事も出来ず、ひとりモスクワの街をとぼとぼ歩くウルムジ。泊まるところもない彼は動物園で住み込みで働く事に。忙しいながらも順調に交際を続けていたティモフィーとヴェラだったが、交通事故がきっかけでティモフィーの家にウルムジが転がり込む事になり、以来ティモフィーはウルムジの事が気になるようになってしまう。そしてその事に気がついてしまったヴェラ。オシャレなファッションやライフスタイル、自由なセックス、そして新しい価値観を見い出していくロシアの若い世代を描いた作品。
Review
たぶんロシア初のゲイ映画。でもゲイ映画という一面もありながらも、これはロシアの新しい価値観をどんどんと示していったような内容で、そのうちのひとつとしてセクシュアリティの多様性を描いているのだと思う。ティモフィーはバイセクシュアル、ヴェラはヘテロセクシュアル、ウルムジはホモセクシュアル。ゲイであることを「更正」できると信じているウルムジの親族によって、ウルムジは病院に連れていかれるのだけれど、そこでウルムジの話を聞いた医者は「正常ですよ」とけろっと答える。さらには彼らの関係はモノガミーという価値観からもはずれ、そういう生き方を選んでいる。この映画は、都会で裕福な生活をしているティモフィーやヴェラとは対称的に、田舎の生活しか知らなく生活も貧しいウルムジというキャラクターで、ロシアの都会とその他の地域の温度差も描いている。それから、ウルムジがモンゴル系のロシア人である事も、民族の多様性を物語っているのだろうね。んで、役者さんなんだけど、ティモフィーもヴェラも背が高くてスラリとしていて、本当にヴィジュアル的に見ていて楽しい。ウルムジはそれにくらべると背が低いので、洗練された感じはないのだけれど、強烈に美しく光る瞳が印象的で、やっぱり見ていて楽しい。ティモフィーとつるむようになってからオシャレにも興味が出ちゃったり、その辺の変化も楽しい。私の個人的なツボは何と言ってもティモフィーで、背が高くてデコでメガネで巻き毛……って、かなり条件満たしてくれちゃいました。あと、本編ではカットされてしまっているのだけど、カットされたシーンに双児のイケメン君たちが出ていて、すごいかっこいい。基本的にヴィジュアル重視で作っている作品。ベッドシーンでリンゴが転がっちゃうぐらいのクサいオシャレ映画。このクサさがやっぱりどこかロシアンテイスト。(笑)監督さんがゲイなんだそうで、これからもいい映画(できればゲイテイストありで)を撮ってほしいなぁと、見たいなぁと思う。ところで、ヴェラの過食の描写はあまり活きてなかったような気がする。
