Mar 03, 2008
You Are Not Alone
- Du er ikke alene
- 1978
- Denmark
- IMDb
- ゲイが描かれている
- 友情
- 少年時代
- プラトニック
Story
主人公のボーが暮らしているのはデンマークのある町の森の中にある全寮制の男子校。…といっても、時代はラブ&ピースな70年代。制服などあるわけでもなく、みんな色々と工夫して楽しんでいる。不自由といえば、やっぱり女の子がいない事。でも食堂で働いているお姉さんたちがリードして色々教えてくれるなど美味しい面も。ボーのお気に入りは女の子ではなく、学校の敷地内に住んでいる先生の息子で年下のキム。キムも優しくて楽しいボーの事が大好き。年齢の違う2人だけど、2人は気が合ってどんどん親しくなる。森の中の楽しい寮生活だけど、ボーをしつこく苛める近所の不良グループがいたり、寮の仲間が退学にさせられそうになったり、色々と問題も起きる。「You Are Not Alone」はもちろん自分がゲイだと認識した子供に対しての言葉でもあるのだけど、もうすこし社会全体として見た時に、どんなに自分が困難な場合でも「You Are Not Alone」だということを温かく伝えている映画です。
Review
かつての少女マンガの美少年ブームがそのまま実写化されてしまったかのような映画です。とにかく時代が時代なので、寮の男の子達はみんな長髪。年少の子達は女の子と区別がつかない。キムはとりわけ女の子に見えますが、意外にもやんちゃです。私がこの映画を好きなのはなんと言ってもボーの性格の良さ。とにかく思いやりがあって冷静。自分を苛める不良達に会っても、変な男の意地とかを出して向かっていかなくて、とりあえず逃げる。全然負け犬的逃げ方じゃなくて、本当の最善の方法だから逃げるみたいな。キムに対しても、ボーは自分が男の子に対して性的に興奮する事がわかっているのだけど、キムがまだ幼すぎるから、今はその時じゃないってのを判断してる。この年頃の子の思考が下半身直結だなんて思ってたら大間違い。ボーはその辺本当に自分の中で上手くコントロールしてるなぁと、ひたすら感心。シャワールームで男の子同士で抱き合っていた友達を見た時の反応も最高に良かった。それだけに、"Love thy neighbour as thyself"を引用したラストシーンがより美しい。なんてラブリーな映画。
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