Mar 03, 2008
Saturday Night At The Baths
- Saturday Night At The Baths
- 1975
- USA
- IMDb
- ゲイが描かれている
- 恋愛
- 時代
- 実在人物
- 男女三角関係
Story
マイケルはモンタナからやってきたピアニストで、NYで仕事を探していた。そしてとあるお店に仕事を求めて行ったのだが、そこはContinental Bathsというバスハウス(ゲイが集まるハッテン場)だった。ゲイでない彼がそんな事を知るはずもなく。一度はその店で働くのはやめておこうかと悩んだが、同棲中の恋人でカメラマンをしているトレイシーに説得されて働く事になった。店では若いマネージャーのドン・スコッティがよく面倒を見てくれ、次第にマイケルやトレイシーと仲良くなり、3人でつるむ事が多くなっていき、マイケル自身のゲイへの偏見もなくなりつつあった。それどころか、スコッティに対して何か心の中で引っかかりが出来ていた。
Review
この映画の舞台になっているContinental Bathsという名前を聞いてピンときた方!結構年季が入った……ゲホゲホ……。私は全然知らなかったのですが、ベット・ミドラーの芸歴のスタート地点なんですってね。(あら、なんでゲイ歴って変換されちゃったのかしら……。)映画でもさんざん出てきますが、ただ単にハッテン目的のお風呂やサウナがあるんじゃなくて、ディスコがあったり、ステージでショーがあったりと楽しそうな所です。映画の作りとしては、ノンケでしかもガールフレンドがいる男が、自分の中にも男に対する欲望があった事に気がつく……と言う、よくあるタイプの話ですが、その性描写の大胆さには、その当時のアメリカの映画産業を考えると驚かされてしまいます。ゲイがゲイの手で自分たちの姿を記録しようとした映画だからこそ実現したのだと思いますが。自分たちの姿を記録という点で、スコッティ役を演じたのが、実際にContinental Bathsで働いていたスコッティ本人が演じているという点と、終盤のマイケルの最初の仕事の夜のステージのショーの様子などがそれに当たり、かなり生き生きと撮られている印象です。スコッティとマイケルの間にゆっくりと何かがすすんで行く様子と、それに少しずつ気がついて行くトレイシーなのですが、結局マイケルが最後に答えた言葉が何を意味するのか謎です。ラストのトレイシーの淡々とした受け答えが余計に何か釈然としないものを残すんですよね。
