Mar 03, 2008
Last Year ,The
- The Last Year
- 2002
- USA
- IMDb
- ゲイが描かれている
- 恋愛
- カミングアウト
- 差別
- 信仰
Story
神学部を目指すポールはクリスチャン系の大学イーストモント・カレッジに戻って来た。彼は夏に図書館のトイレで男とセックスしているところを通報され、両親に自分のセクシュアリティを知られる事となり、とりわけ父親は彼が「ストレート」になる事を望んでいた。もちろんこの事件は誰にも知られる事はなかったが、この事件を経て大学に戻った彼を待ち受けていたのは、友達だったヘクターがゲイだという噂だった。その噂によってヘクターは周囲から無視され、ホモフォビアな寮長とその取り巻きにいじめられてた。バッシングを恐れたポールもまた以前のようにヘクターと接する事が出来ず、ふたりの間に大きな溝が出来たのだが、そんなヘクターと親しく接しているのがヘクターのルームメイトのアレックスだった。アレックスもまたゲイであり、ポールとアレックスはしだいに惹かれていく事となる。ふたりの関係はポールのルームメイトで親友のロビーには隠す事が出来ず、ポールは自分がゲイなのだという事をロビーに伝える。始めは戸惑うロビーだが、やがて理解を示し、アレックスのおかげでポールとヘクターの友情も戻り、4人は共に過ごす時間が増えるのだが、ヘクターと一緒にいることで、彼らに対する寮長のバッシングは増々陰湿になっていき、やがて校長の耳にまで入り処分が下される事となる。バッシングを繰り返した寮長の処分?いや、キリスト教の教えに背いている4人に対する処分なのだ。
Review
舞台がクリスチャン系の大学であることに加え田舎にあるので、とても閉鎖された世界であり、都会のゲイのように自分のセクシュリティをなかなかオープンに出来ない状況で、もしそんな環境じゃなかったらこんな悲しい事にはならなかったのに…という気持ちが出て来てしまう。ポールとアレックスの愛とゲイではないロビーとの友情が救い。この作品では何度も聖書の言葉が繰り返し引用されるように、同性愛とキリスト教の関係についてがひとつのテーマの様。そしてその中に潜むホモフォビアなクローゼットなゲイの姿も見られる。(少なくとも3人ぐらい)ただ、確かに悲しい出来事はあったのだけど、それにも優る希望も強く感じました。
