Mar 03, 2008
Imaginary Heroes
- Imaginary Heroes
- 2004
- USA / Germany / Belgium
- IMDb
- ゲイが描かれている
- 少年時代
- 家族
Story
ある日突然、マット・トラヴィス(Kip Pardue)が自殺をした。トラヴィス家の長男で、将来を期待された水泳選手で、父ベン(Jeff Daniels)の自慢の息子だった。けれどマットは水泳を憎んでいた。その事を弟のティム(Emile Hirsch)は知っていた。家族は誰も泣かなかった。父は母サンディ(Sigourney Weaver)に毎食のテーブルにマットの分の料理を用意させ、サンディはマリファナで心を埋める日々。姉のペニー(Michelle Williams)は学生で家に不在で、元々父と兄から家族の一員として扱われていない様に感じていたティムは更に家族との距離を感じる様になる。隣の家のカイル(Ryan Donowho)とは親友同士であるが、母親同士は昔から仲が悪く一切口をきかない。そんな家族も周りもバラバラな状態の時に、ティムとカイルは車の事故を起こしてしまい、病院に運ばれたティムの体に日常的についたと見られるたくさんの青あざがある事を、この時初めて母が知る事となる。
Review
見た時にちょっとアン・リーの「アイス・ストーム」を思い出したのだけれど、あれよりは明るいし、時々プッと吹き出し笑いしちゃう場面もあったかな。ネタバレありと言いつつここには書かないでおくけれど、この家族にはそれぞれの秘密があって、それゆえに誰も完璧なヒーローじゃないわけ。とはいえ、ゲイ的な要素は最終的な秘密じゃないので語っておくと、ティムはゲイかもしれない。彼がゲイだったのかどうかは結局ハッキリとは描かれてはいないけれど、カイルとの間に起こった出来事の先は読み取る事ができるし、お前はゲイだと思う、と言われても否定をしない。けれど、彼はずっと家の中で透明な存在だったので、自分が何であるかという事を気にしながらもあえて避けている部分があるので、セクシュアリティに関しても、ただ本当に否定しなかっただけというのも考えられる。なんだか最後がえらく綺麗にまとめられてしまい、家族葛藤ものの映画としては、もう少しパンチが欲しい所。でもそれぞれの秘密は見る価値ありかな。
