Mar 03, 2008
Friends Forever
- Venner for altid
- 1987
- Denmark
- IMDb
- ゲイが描かれている
- 友情
- 少年時代
Story
母親と新しい町に越して来た少しシャイな16歳のKristianは、新しい学校で全く違うタイプの友達がふたりできる。ひとりはエキセントリックで知的、そして自分を守る術も持っているHenrik。彼がゲイなのは周知の事実の様で、悪ガキグループは彼の事を「オカマ」と呼んでいる。そしてその悪ガキグループの中で一番HenrikのことをからかっているのがPatrick。徐々にHenrikに影響されて行くKristianであるが、なぜかPatrickとも親しくなっていき、結局自分も「オカマ」と呼ばれるのが嫌でHenrikとは距離を置く様になり、Patrickと過ごす時間が増えて行く。
Review
この話はいわゆる若い頃のセクシュアリティの揺れや探求を描いた作品なのだけれど、全く予想しない結末になります。以下かなりネタバレ。すごくおどろおどろしい音楽から始まる、不安でいっぱいの新しい学校での生活が、「これって爽やか系青春映画だったんだ!?」と驚く程のエンディングを迎え、主人公のKristianは精神的に成長して強くなります。同時に、これは自分や友達の性経験をふまえて、決まった形に当てはまらなくてもいいのだという、今までのモヤモヤの解消も表している様な気がします。彼は映画の前半、自分のセクシュアリティがわかっていませんが、実際にHenrikにはドキドキしています。ところが、彼は好きでもない女の子と初体験をしたあとに、今度は年上の女性に恋をします。もちろんこの時彼の頭の中ではまだゲイは不自然なものだったのですが、女性への恋は決してその反動から来るものではなかったので、彼は潜在的にバイセクシュアルなのだと思われます。一方、Patrickの激しいホモフォビアがじつは彼がゲイだという事実の裏返しだったことを知り、Kristianは大変ショックを受け、また困惑します。こういった一連の心の揺れからくる有り余るパワーを最後にドワーッとぶちまけて終わるあたりが、もうとにかく若さ万歳!でなんでも解決しちゃう青春映画になってるんですが、最後にKristianが男女両方に祝福のキスをするシーンは可愛らしいなと思いました。教室にWHAM!のポスターが貼ってあって、何度も何度もジョージ・マイケルが映るのは先見の明?(笑)
