Sep 23, 2009
Fashion Victims
- Reine Geschmacksache
- 2007
- Germany
- IMDb
- ゲイが描かれている
- 恋愛
- コメディ
- 家族
Story
Zenker家のひとり息子Karstenはちょっと難しいお年頃。母親Erikaと話もしないし、婦人服のセールスマンをしている父親Wolfgangの事は疎ましく思っている。そんなKarstenが家を離れてガールフレンド(?)2人とスペイン旅行に旅立つ日、空港まで送ろうとした父は運悪くスピード違反で警察に止められてしまう。おまけに免許も使えなくなり、このままではセールスの仕事に支障が出てしまう!そこで何とこの父親、息子のスペイン行きを阻止して、息子を専属ドライバーにしてしまう。当然親子の溝は更に深まる。父親は必死だった。品のある感じの中年女性向けのブランドだった自社内で、粗悪な品質で派手で若者っぽいデザインを推進するライバルセールスマンStevenが登場したからだ。しかも妻のErikaは家の財政の事も気にせず出費は増えるばかり。これは何としてもライバルに負けるわけにはいかない。一方、嫌々父親の仕事につきあわされていたKarstenは、父親の使いで行ったクリーニング屋で気になる男と出会う。うぶなKarstenはすぐにこの男に夢中になってしまう。それが父親のライバルのStevenと気がつくのは少し後。どうなるZenker家?
Review
Fashion Victimって言うと、普通はファッションの流行を追わずにはいられない人を皮肉って使う言葉なんだけれど、この映画の場合はリアルFashion Victimsなのだ。父ちゃんの狂気にも似たファション=仕事へのこだわりが、家庭をどんどん蝕んでいく。ファッションという涼しげなイメージとは裏腹に、父ちゃんは汗水流してもはやギトギトな感じすらもさせながら服を売り込みにいく。なぜか憎めないのは、私も労働は楽じゃないって身にしみているからだろうか。(笑)息子のKarstenはとにかく反応が全てうぶでかわいらしい。それゆえ、Stevenみたいな男に引っかかってしまったわけだけれど、何かすごい事を一緒に経験しちゃったから、絆みたいなものは出来たかもしれない。まー、本当にひどい父ちゃんだったけれど、終わってみればハチャメチャぶりが楽しい家族ドラマだった。
