Mar 03, 2008

El Diputado

  • El Diputado
  • 1978
  • Spain
  • IMDb
  • ゲイが描かれている
  • バイオレンス
  • 売春
  • 男女三角関係
**NO IMAGE**

Story

ロベルト・オルベアは社会主義を推進する政党のサブリーダー的存在の議員であった。マルクスが語られ、インターナショナルが歌われる時代、彼は弁護士から議員へと転身するが、ファシストからの弾圧で投獄される。そこでネズというハスラーの青年と出会い、ロベルトは今まで忘れかけていたホモセクシュアルな興奮を取り戻す。ロベルトは15才で自分がホモセクシュアルである事に気がつき、軍隊で初めて男と関係を持ったが、後に女も愛せる事に気がつき、カルメンという妻がいた。釈放されたロベルトは自分の秘めた衝動を抑える事ができずネズと連絡をとってしまう。ネズは金払いのいいロベルトに次々に仲間のハスラーを紹介していくが、やがてロベルトが有名な政治家だという事に気がつく。ネズはロベルトと敵対するグループの男達と接触し情報を売り、そこからロベルト失脚の陰謀が始まる事になった。完全に失脚させるために、不特定だったロベルトの相手を、ひとりのハスラーに固定する事になり、ネズの仲間であるホアニートが選ばれる。一方何も知らないロベルトは、ホアニートとの関係にこれまでのハスラー達とは違う感情が芽生えつつあった。これまで暗い車の中で1回しか関係を持たないように慎重であったが、ホアニートとの密会には元々自分の事務所として使っていたアパートを使用するようになる。妻カルメンは全て気がついていた。アパートでホアニートに会ってしまい、カルメンは考えを変えた。夫のホモセクシュアルな部分を理解するために、ホアニートを夫と共有する事にしたのだ。また、ホアニートもこの関係がビジネスだけではなくなっている事に気がつくのだが、陰謀に加担している事を隠している事を含め、ウソの話ばかりが続いてしまう。
Review
これも埋もれちゃってるのがもったいない映画だったです。Eloy de la Iglesia監督は男女絡めた関係を描くのが好きなようで、何か新しい形の家族のようなものを模索しているのか。3人の関係は確かに周囲の社会に対しては家族のように見えるのだけど、実際にはカルメンはロベルトのためにホアニートを受け入れているだけであり、ロベルトにとってはホアニートは息子ではなく恋人で、ホアニートには満足を得られなかった本当の家族を埋め合わせるものでしかないのかもしれない。そしてなにより、ホアニートが今までついてきたウソの中でも一番大きなウソ、陰謀の事よりも大きなウソ、それを埋め合わせるための関係であったのかもしれない。それにしても、この映画の印象たるや、やっぱりエロティックなのである。そんなにきわどいシーンはないのだけど、とにかく一番最初にロベルトにホモセクシュアルな興奮を呼び戻させてしまったネズの描写が必然的に美しいのだ。納得の男の美しさ。ホアニートが唇を噛むシーンなどもエロティック。

1999年第8回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にて「国会議員」というタイトルで上映されていた様です。

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