Aug 25, 2008
The DL Chronicles
- The DL Chronicles
- 2005
- USA
- IMDb
- ゲイが描かれている
- 恋愛
- セックス
- カミングアウト
Story
秘密を持った黒人のゲイのエピソードを、ひとりの黒人ライターが語る型式で集めたオムニバスドラマ。[Wes]仕事を理由に妻とのセックスを避けているWes。ある日突然転がり込んできた妻のゲイの弟Trentとの接し方に戸惑ってしまう。[Robert]商品棚の上にある商品を取ろうとしてハデに転んでしまったRobertは、店のマネージャーのAustinとつきあい始めるのだが、RobertにはAustinには言っていないある秘密があった。[Boo]刑務所帰りのBooはガールフレンドと同棲しているが、家を追い出されてしまう。Booはガールフレンドの目を盗んでは男女かまわず誰とでも寝ていた。実家に戻っても、実は近所の悪友Deronとまで寝ている始末。しかもコンドーム無し。男と寝ている事は秘密なのだが……。[Mark]MarkとDanteは3年の付き合いのカップルで一緒に暮らしているが、周囲には恋人同士という事は内緒にしている。そこへ何も知らないMarkのイトコのTerrellが突然地元から出てきて泊まる事になった。必死でDanteとの関係を隠そうとするMark、あきれながらも渋々つきあってノンケのふりをするDante。しかしTerrellは何かがおかしいと感じ始める。
Review
タイトルのDLとはDown Lowの略で、秘密にする状態を指すみたい。4本の作品で微笑ましいのは[Robert]のエピソードと[Mark]のエピソード。Robertの「自分はゲイじゃない」って発言に「じゃぁペニスの方が好きってことで」ってAustinが返すあたりは、ユーモアがあって楽しい。この二人のエピソードは、知り合ってすぐに寝てしまうんじゃなく、時間をかけて相手を知りたいっていう、人間関係を築く事を前提としたつきあい方や、どんな隠し事も、本当はちゃんと話せば聞いてもらえるかもしれない事を描いていて、この4本の中では一番良心的な印象。MarkとDanteのエピも可愛らしいエピソードなのよね。イトコのTerrellが強烈な個性の持ち主で笑っちゃう。軽い言葉で二人を追いつめてるのに、全然空気を読んでない。このエピだけ、エンドロールにオチがありますが、これもTerrellのキャラなら納得。ちなみにこれらの各エピソードはオムニバスで全然つながっていない様で、実は世界がつながっているみたいです。ネタバレすると、[Wes]のエピに出て来るTrentは、じつは[Robert]のエピのAustinの元カレ。そしてAustinのお店で働いてる女友達は[Boo]のエピのBooのガールフレンドのアパートの隣りの部屋の住人。残念ながら[Boo]のエピから[Mark]のエピへのつながりはよくわからなかったんだけれど。Robert役の俳優さんがものすごいかっこいい。
