Sep 03, 2008
Dirty Laundry
- Dirty Laundry
- 2006
- USA
- IMDb
- ゲイが描かれている
- コメディ
- 家族
Story
アメリカ南部育ちのPatrickはNYでライターとして暮らしているゲイ。白人のボーイフレンドもいる。ところがある日、小さな男の子がひとりでNYのアパートに尋ねてきた。Patrickの母がその男の子をたったひとりでNYによこしたのだ。何の事やら全くわからないPatrickは、その男の子Gabrielを連れて久々に実家に戻る。母がひとりで洗濯屋を営んで生計を立てている家である。Patrickというミドルネームではなく、本名のSheldonと息子を呼ぶ母は、そのGabrielはSheldonの息子で自分の孫なのだと言い張る。Patrickがゲイだという事も知らない母に「ありえない!」と言うしか無いPatrick。
Review
「プリズンブレイク」のC-Note役でおなじみのロックモンド・ダンバーが主演。母親はロレッタ・ディヴァイン。教会のシーンでの説教であるように、聖書の放蕩息子の話がベースにあるようで、年老いた母の元に戻ってきた弟のPatrick(Sheldon)と、母と同じ町で暮らしていた兄Eugeneという対比がある。もちろんPatrickは贅沢がしたくて家を出たわけではなく、ゲイである自分が生きて行くには辛すぎる町だと判断したからなのだけれど。まぁそういうエピソードも含めて、お互いの上辺だけの判断による関係を少しずつ修復し、理解を深めて行く家族の様子を描いたほっこり系の作品。よくあるタイプのお話だけれど、こういうのを見るのは好きである。最後にやや過剰にゲイについて理解しすぎて「???」という表情を主人公が浮かべるのもまた面白い。っていうか、母親が最後の最後にようやく「ゲイ」って言葉を口に出せるようになるってのが、心境の変化をよく物語っていていいです。何がもったいないって、ロレッタ・ディヴァインが出ててゴスペルのシーンもあるのに歌わせない所だ!!と、以前吠えましたが、よく見直してみると、彼女は日常の何気ないところで鼻歌を歌ったりしてるんですね。台詞すらも何かメロディーに乗っているかのようにリズムがあったりで、なかなか味のある母親でした。ソウルフードがたっぷり出てきて、ちょっとウェップってなりながらもお腹が空いてきたりなどして。
http://www.dirtylaundrythemovie.com/
兄Eugeneを演じていたのは監督のMaurice Jamal。前作のスキーシーンが全然ない映画「Ski Trip」では主演。味のあるコメディ系俳優だと思う。
