Mar 03, 2008
Conrad Boys, The
- The Conrad Boys
- 2006
- USA
- IMDb
- ゲイが描かれている
- 恋愛
- 家族
Story
ある日突然自分と弟をひとりで育ててくれた母親が亡くなり、父は数年前に家を出て行ったきりであったために、Charlie Conradはまだ小学生の弟Benの世話をするために大学進学をあきらめ、レストランで働く事になった。母の死から1年経っても、他の同年代の友達と騒ぐ気分になれないCharlieは、仕事とBenの世話だけの静かな日々を送っていた。ところがある日、そのレストランに客としてやって来たJordanと知りあい、すぐに意気投合してしまう。Jordanはとても魅力的でミステリアスな男で、Charlieの知らない世界を色々と教えてくれ、やがてCharlieの生活に笑いが戻ってくるようになったのだが、Benはこの生活の変化に敏感に反応して学校で問題を起こし、長い間行方知れずだった父親も町に戻ってきて、Benの面倒を見たいと言って来る。そしてCharlieは心の中にわき上がっているJordanへの気持に戸惑いつつ、自分自身の道を探す事になる。
Review
このサイトを見て下さってる方から勧められて見てみました。その方も指摘してましたし、監督のインタビューでも述べられていましたが、ゲイ映画でありながら「gay」という言葉が一度も出てきません。もちろん、それに相当する言葉も。監督はCharlieのセクシュアリティをさらりと描く事が重要だと考えていたそうで。まぁ、私もいつも「ゲイ映画」って便宜上まとめて呼んでますが、ゲイである事自体を描いているわけではない場合がほとんどですし。で、この映画は主人公Charlieが一旦自分の夢を失ってから、弟の世話をしているうちに、その行為だけが彼の存在理由になりつつあったところへ、外の世界をたくさん知っている、しかも魅力的で魅惑的な青年が目の前に現れ、今度は彼に溺れてしまいそうになったりしながら、ようやく自分自身のために生きることが出来るようになるという成長と、かつて自分を虐待して捨てた父親を少し許すことが出来るようになるという、次のステップが描かれていて、じゃぁなんで主人公はゲイなのか?というと、物語を作った人のアイデンティティが反映されているから、と言う以外には無い感じです。で、さっきから監督とか物語を作った人とか言ってますが、驚いた事にCharlieを演じているJustin Loが監督・脚本・演出・編集と兼ねての主演です。頑張り過ぎ!!(笑)Charlieはハンサムだとは思わないけど、とにかく可愛いなぁと思ったのは、演出の意図通りでしょうか?(笑)で、監督のインタビューにもありましたが、Jordanは一見すると、ステレオタイプなゲイっぽさというのが無くて、もしかしたら限りなくボーダーの無いノンケでJordanを利用した可能性もありますが、いや、やっぱりゲイなんでしょう。(ちなみにJordan役のNick Bartzenは「Straight Boys」という短編映画でもボーダー無さげなノンケ役でした)なんかね、ふたりともジャケットの写真は写りが悪いと思います。(笑)弟役のBoo Boo Stewartは、ちょっと人気のある子役みたいですね。
AfterElton.com - Justin Lo: Renaissance Man of The Conrad Boys(監督インタビュー:英語)
DVD「Available Men」に収録されている短編「Straight Boys」にJordan役のNick Bartzenが、親友から好きになられて自分はどうなのかわからない青年の役を演じています。
