Jul 03, 2009
Before I Forget
- Avant que j'oublie
- 2007
- France
- IMDb
- ゲイが描かれている
- 売春
Story
Pierreは58歳の元ジゴロ。男に体を売って暮らしていたが、30年にわたって裕福なToutouneの友人であり愛人であった。しかしToutouneが死んでしまった時、Pierreは遺体に会う事もできず、財産も満足に受けられなかった。HIV陽性で新しい薬を試すかどうか決めかねているのは、髪が抜けてしまう事と顔がアウシュビッツ収容所の写真のようになることを恐れているからだ。週に3度心理カウンセリングを受けているが、心にある不安はなくならず、仕事の執筆活動は止まったまま。薬のせいで完全には楽しめないが、若い男を家に呼んではフェラチオや言葉を使ったプレイをしてお金を渡している。この日常にPierreは何を思うのか。
Review
老いたゲイの男性のアイデンティティ・クライシスをじっくりと描写した作品。Pierreの部屋の描写からして、新しいと思われるものがほとんど無い。CDではなくカセットテープがあったり、ボロボロのソファーに寝転がってたり。ユーロも大金になるとフランで換算しないとわからない。かろうじて携帯電話は持っている。そういう彼に、HIVの新薬の勧めや愛人の死と言う最大級の変化が訪れ、彼はどうすればいいのか分からないでいる。また髪の毛をずっと気にしたり、若い相手を好むのは、自分の老いへの不安の表れの様だ。パトロンの死にまつわるエピソードは、とても気の毒なもので、遺産は親族に手を回されてろくに受け取れない。最後、いきなりでビックリしたけど、あれは髪が抜けちゃった(そのためにカツラ)という事と、またひとつ自分を解放したって事なのかな?と思ったり。もしそうなら、新しい事を受け入れたという事か。(どうなんでしょう?実はよくわかんない。)ところで、DVDのジャケットは騙し臭い。(笑)あのイケメンは少ししか出ないじゃないの!渋いジャック・ノロのジャケットで十分いけると思うんだけれどダメか?
当てはまるカテゴリが売春しかなくて、なんか自分でもしっくり来ない。もっと普遍的なドラマだし。
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