Mar 03, 2008
Adored: Diary of a Porn Star
- Poco piu di un anno fa
- 2003
- Italy
- IMDb
- ゲイが描かれている
- セックス
- 家族
Story
父親の葬儀のために南フランスの実家の城を訪ねたリカルドは、久々に兄フェデリコと対面する。彼がこの家を出て以来、どういう暮らしをしていたかをフェデリコは知らなかった。リカルドが一番愛していた母親は既に他界しており、家族とリカルドの間には溝があった。彼の事が気になったフェデリコは、父親の葬儀のあとローマに戻っていくリカルドに近々ローマに行くのでリカルドの家に寄ると告げる。そしてリカルドの家を訪ねてわかった事は、彼が自分で稼いだお金で何不自由ない暮らしをしていること、そして彼が大人気のゲイポルノスター《リキ・カンダスキー》で、プライベートでもゲイであることだった。最初はとまどうフェデリコだったが、長年隔たりがあった弟と過ごす楽しい時間で、そんな事は気にならなくなっていく。仕事やその場限りのセックスをしても、誰かと深い関係になる事を避けてきたリキであったが、兄との関係が上手くいくようになって以来、ほんの少し他人に心を許す方へ傾いていく。そんな時にリキは目の前で母親を交通事故で亡くしてしまったプラプラという少年と出会う。
Review
ストーリーは泣いちゃう話なのね。それで、冒頭のシーンの謎が最後に「そうだったのか」ってわかって、感動するの。でもね、ちょっと描写が足りないかも。リキはずっと母親が自分だけじゃなく兄も愛している上に、兄だけが父親から愛されていると思って育ってきて自分が嫌いだったし、ポルノスターになったのも、自分以外の誰かになりたかったからだというのはわかるのだけれど、その辺はもうちょっとドロドロ描いてもよかったんじゃないかな。リキの友人で天使の彫像ばかりを作っているルナは、ずっとAセクシュアルな存在として自分の天使を求めていたけれど、リキが兄と交流するようになり、人間らしい部分を徐々に取り戻して、結果的に自分の天使ではなくなってしまった事で彼の元を去るのだけれど、これもちょっと理解しにくかった。(私が理解できないだけかも)とはいえ、基本はいい人ばかりが出るコメディタッチのドラマで、前半は楽しかったりする。特にポルノの撮影シーンはかなりの品質じゃないかな。安っぽいソフトコアよりはしっかり撮ってあると思う。っていうか、普通の役者さんがあそこまで演技できちゃうの?(笑)これはメイキングを見るとまんまソフトコアの撮影現場だなって感じ。演技してたら本当に気持ちよくなっちゃった、みたいな場面もあったし。でも爽やか系で全然エロくないんですが。私がこの映画の主人公リキの設定で頭をひねるのは、まずいくら人気ポルノスターでも、子供が晩ご飯食べているような時間帯の家族だんらんで見るテレビ番組でインタビューが放送されたりするのってどうよ、ってことと、リキはガンガンとトップやってるんですが、ルックス的には「若い頃は可愛い路線で売ってた系のボトム」っぽいんですが、いかが。(笑)いや、リキって背が小さいし、あまり理想のトップじゃない感じなんですよ。それなのに大人気ってことは、よっぽど映ってない部分がすごいって設定なんでしょうか。あぁ、そんな話をしたかったわけではないけれど、どうしても気になったので。どうもこの映画、監督兼脚本家兼主役のMarco Filibertiが、自分の体をできる限り見せまくりたい、という意図の元に演出されている気がするんですよね。リキ、結構お腹いっぱい。(笑)しかしプラプラってニックネームからして可愛いよ。ふくれる顔も。
