Mar 03, 2008
ハッピー・エンディング
- Happy Endings
- 2005
- USA
- IMDb
- 登場人物がゲイ
- コメディ
- 恋愛
- 家族
Story
17歳の時に親の再婚で姉弟になったメイミー(リサ・クドロー)とチャーリー(スティーヴ・クーガン)。チャーリーの若さの勢いとメイミーの浅はかな策略でふたりは肉体関係を持ち、メイミーは妊娠してしまい、子供を里子に出す事になった。それから20年の月日が経ち、メイミーはニック(ジェシー・ブラッドフォード)と名乗る青年から、親子の再会のドキュメンタリー映画を撮らせろと脅される。ニックは決してメイミーに息子の名前を教えようとはせず、メイミーは恋人であるマッサージ師のハビエル(ボビー・カナヴェイル)に相談する。一方、チャーリーはゲイになっており、ギル(デイヴィッド・サトクリフ)というパートナーと暮らしていたが、メイミーの問題については一切知らずに、かわりに別の問題を抱えていた。ギルの親友のレズビアンのカップルのパム(ローラ・ダン)とダイアン(サラ・クラーク)の息子が、日に日にギルにそっくりになってきたのだ。その子はギルの精子で出来た子供なのだろうか?そしてチャーリーの店で働くオーティスは、そんなチャーリーの悩みなど知る事もなく、ただひたすらチャーリーに憧れそっと片思いをする日々。オーティス(ジェイソン・リッター)は超リッチな家の息子で豪邸に住んでいるのだが、自らがリーダーをつとめるバンドの出演をさせてくれるチャーリーのレストランで働いている。彼のバンドのボーカルに誘われたジュード(マギー・ギレンホール)はオーティスが実はゲイである事を知りつつ、ヴァージンの彼を誘惑する。その一方でジュードはオーティスの父であるフランク(トム・アーノルド)にも興味を示す。
Review
「熟れた果実」のドン・ロス監督の作品で、またもや皮肉に満ちた人生を描いたコメディ。「熟れた果実」で脇キャラとして出演していたリサ・クドローが「フレンズ」終了後に初主演。(ドン・ロスがプロデューサーをしたゲイ映画「All Over The Guy」にもリサ・クドローは友情出演してましたね。)この映画の特徴は、突然状況説明や過去や未来の説明の文章が画面に表れること。そんな文章での説明の多用が映画で許されるのだろうか?(笑)と思ってしまうのだけれど、「熟れた果実」ではモノローグという形で思いっきり主人公に説明させまくっていたので、今回はより群像劇的な要素が強くなって各キャラに視点が移りまくるので、こういう方法になったのかな?という気もする。「Happy Endings」というタイトルなので、もちろん人間関係が絡み合ってハッピーエンドになるのだけれど、ハッピーエンドの裏には、一部ビターな部分がある事もきちんと見せてあって、一見お気楽な設定のコメディの様でそうではない。特にメイミーとチャーリーと里子に出した子供の関係のぎこちなさは、メガハッピーエンドとは言えず、こういうのが現実だろうなぁと思わせられた。オーティスのラストに至っては、え!?なんだこの急展開!?と思ったけれど、ちゃんと見直したらきちんと少しだけ伏線がはってあった。とりあえず、オーティスはお手伝いさんに掃除してもらっているような家に住んでいて、ゲイである事も隠しているのに、ポルノDVDの置いてある場所は無防備過ぎってのはツッコンでおきたいけど。(笑)
