Sep 23, 2009
Ready?OK!
- Ready?OK!
- 2008
- USA
- IMDb
- ゲイが描かれている
- コメディ
- 少年時代
- 女装
- 家族
Story
もうすぐ11歳になるJoshuaはママのAndyとふたり暮らし。パパはいなくて、近所に住むおばあちゃんと、時々ふらりと帰ってきてはまた出て行くママの兄Alexだけが家族。お隣に住む服飾デザイナーのCharlieはとってもいい人で、Joshuaのことをいつも応援してくれている。Joshuaの夢はチアリーダー。でもJoshuaの通う学校は厳格なカソリックの学校で、シスターは男の子はチアリーディングをしてはいけないと言う。それだけでなく、仲良しの女の子たちと一緒にランチを食べるのもダメで、男の子のテーブルに行きなさいと言う。仕方なくレスリングをやっているけれど、向いていない気がするし、むしろカッコいいチームメイトの応援がしたい。そんなJoshuaとどう接していいのかわからないママは、兄が戻ってきて更に心配事が増えた。
Review
「ぼくのバラ色の人生」や「Breakfast with Scot」など、ちょっと他の子とは違う感性のおこちゃまもの。好きなんだよねー、この手の話。子供可愛いもん。特にこのJoshuaの寸胴体型っぷりはなかなか良い。子犬は子犬でもゴールデンレトリバーの子犬?って感じで。これがまた女装するとぽっちゃりしててかわいらしい。このお話、Joshuaの話の様で、実は母親の成長の話でもある。この話で隣人のCharlieの存在は大きい。お隣にゲイが住んでいて、とてもいい人なのだ。放課後にJoshuaの面倒を見てくれたり、Joshuaの事をすごく応援してくれていたり。ママにとってもとてもいい隣人でとてもいい友人なのに、いざ息子がゲイなのかも?と思うと、Charlieと関わるのはどうかと思ったりするけれど、彼を見ていると悪い点など何もない。それどころかすごく良いアドバイスをくれるし。確かにこれからJoshuaの人生を歩むのはママじゃなくてJushua自身なんだよね。ところで、このCharlieを演じた役者さんとママを演じた役者さんが実生活で夫婦と知ってちょっと驚いた。しかも兄Alex役もママ役の役者さんと同じ名字なんでまさか……と思ったら、やっぱり実の兄でしたか。なんか面白い。
Mulligans
- Mulligans
- 2008
- Canada
- IMDb
- ゲイが描かれている
- カミングアウト
- 家族
Story
夏休みに大学の親友Tylerの家に招かれたChase。Tylerの父Nathanと母Stacey、そして妹のBirdieがChaseを温かく歓迎してくれた。TylerとChaseは夏休みの間、近くのゴルフ場で働く事になったが、Chaseは実はゴルフについては全くの素人。Tylerの父Nathanが丁寧に教えてくれる。TylerはNathanが若い頃に出来た子供で、Nathanは父親にしては若い方である。Chaseはこの夏休みに勇気を出して親友にカミングアウトをした。最初は戸惑ったTylerだったが、友情は変わらない事を確認。そしてChaseがゲイであることはTylerの家族にも伝わった。しかしこの一件で動揺した人物がいた。それはTylerの父のNathanだった。
Review
私もゴルフ全く知らないので、タイトルの意味すらわかってなかったのですが、作品でちゃんと説明してくれてますね。Mulligansさんという人が発祥のゴルフの非公式ルールで、朝一の失敗ショットは打ち直しさせてもらえるってルールだそうで、この作品ではそういう「セカンドチャンス」みたいなのが重要視されていて、人を許してチャンスを与える事、みたいなのが描かれているようですが。いや、もうねー、「ねぇわ!!」って感じの話でツッコミいれまくり。なんですけど、もの凄い自分のタイプの役者が出ていて、それだけのために何杯もおかわり食べられるっていう……。(笑)パパ役のDan Payneが格好良過ぎて、これならまぁあの展開もアリかな……みたいな。このパパなら親友の気持ちも考えないでこの際欲望に従っちゃうかもな。んで、長年自分を偽ってきたパパは初めての男に夢中になりすぎて、うっかりどころの騒ぎじゃないぐらい不用心にいちゃつくんだ。この辺りの展開、志村、後ろーーー!的な超ベタ。脚本を書いたのは主演のCharlie Davidなんですけど。とはいえ、アメリカ的でない終わり方をしている所はいいなぁ……と思ったら、カナダ映画でしたか。
Fashion Victims
- Reine Geschmacksache
- 2007
- Germany
- IMDb
- ゲイが描かれている
- 恋愛
- コメディ
- 家族
Story
Zenker家のひとり息子Karstenはちょっと難しいお年頃。母親Erikaと話もしないし、婦人服のセールスマンをしている父親Wolfgangの事は疎ましく思っている。そんなKarstenが家を離れてガールフレンド(?)2人とスペイン旅行に旅立つ日、空港まで送ろうとした父は運悪くスピード違反で警察に止められてしまう。おまけに免許も使えなくなり、このままではセールスの仕事に支障が出てしまう!そこで何とこの父親、息子のスペイン行きを阻止して、息子を専属ドライバーにしてしまう。当然親子の溝は更に深まる。父親は必死だった。品のある感じの中年女性向けのブランドだった自社内で、粗悪な品質で派手で若者っぽいデザインを推進するライバルセールスマンStevenが登場したからだ。しかも妻のErikaは家の財政の事も気にせず出費は増えるばかり。これは何としてもライバルに負けるわけにはいかない。一方、嫌々父親の仕事につきあわされていたKarstenは、父親の使いで行ったクリーニング屋で気になる男と出会う。うぶなKarstenはすぐにこの男に夢中になってしまう。それが父親のライバルのStevenと気がつくのは少し後。どうなるZenker家?
Review
Fashion Victimって言うと、普通はファッションの流行を追わずにはいられない人を皮肉って使う言葉なんだけれど、この映画の場合はリアルFashion Victimsなのだ。父ちゃんの狂気にも似たファション=仕事へのこだわりが、家庭をどんどん蝕んでいく。ファッションという涼しげなイメージとは裏腹に、父ちゃんは汗水流してもはやギトギトな感じすらもさせながら服を売り込みにいく。なぜか憎めないのは、私も労働は楽じゃないって身にしみているからだろうか。(笑)息子のKarstenはとにかく反応が全てうぶでかわいらしい。それゆえ、Stevenみたいな男に引っかかってしまったわけだけれど、何かすごい事を一緒に経験しちゃったから、絆みたいなものは出来たかもしれない。まー、本当にひどい父ちゃんだったけれど、終わってみればハチャメチャぶりが楽しい家族ドラマだった。
Jul 06, 2009
Hamlet 2
- Hamlet 2
- 2008
- USA
- IMDb
- 登場人物がゲイ
- コメディ
Story
俳優として全く成功できなかったDanaは、アリゾナ州ツーソンの高校でドラマのクラスで演劇を教える仕事についたが、生徒はたった2人。しかも有名な映画の劣化版の舞台しかしないので、生徒の評論でもこき下ろされる始末。ところが、アスベストのために人気の授業は中止になったり、希望者が集中したりで、Danaのクラスにあぶれた生徒たちが集まってきた。Danaは学生批評家の意見を取り入れ、有名映画のモノマネは捨てて、オリジナルの脚本で挑む事にする。一方、家庭では妻のBrieが子供を欲しがっているし、ツーソンでの暮らしにもうんざりしていて、早く出て行きたいと詰め寄って来る。そんな中、Danaは校長に呼び出され、予算削減のためにドラマのクラスがキャンセルになったことを通達される。何としても劇を成功させたいDanaと生徒は……。
Review
この映画はまず主演のSteve Cooganを生理的に受け入れられるかが試される。(笑)気持悪い。マジで気持悪い。Tシャツの汗染みとかわざと気持悪い演出をしてるんだけれど、それらを乗り越えた時、面白さがジワジワとやってくる。絵に描いた様なダメ先生である。ダメ先生が教えるのも人生もヘタレっぷりを晒している間に、一見ダメそうに見えた生徒たちはどんどんと自分たちで進んで行って、素晴らしいものを作り上げちゃうというのが面白い。Danaが書いたダメ脚本も、きちんと形にして行って、評価されるものに作り上げちゃったのが特に素晴らしく、ステージのシーンは映画を忘れるぐらい面白くて、これはこれでひとつの作品として見てみたいなぁと思った程。この映画のゲイ要素はゲイの生徒と、ステージの協力してくれるツーソンのゲイコーラス隊のみなさん。あと、脚本にもゲイ要素あり。目立つ女子生徒Ivonneを演じていたMelonie Diazはどこかで見たなぁと思ったら、「Itty Bitty Titty Committee(ちっちゃなパイパイ大作戦!)」でAnnaを演じていた女優さんだった。他にもCatherine KeenerやAmy Poehlerなどの女優陣がいい味出しているのだけれど、Elisabeth Shueだけはこれで本当にいいのか!?というぐらい自分の大安売りだった。(一応本人役)そしてSteve Cooganのモノマネは全然分からなかったんだぜ。
Jul 04, 2009
Arizona Sky
- Arizona Sky
- 2008
- USA
- IMDb
- ゲイが描かれている
- 恋愛
- 友情
- 少年時代
Story
アリゾナの田舎町で育ったJakeとKyleは親友同士だったが、実はお互いに惹かれ合っていた。Jakeが家族でカリフォルニアに引越す事になり、ふたりは最後の思い出にキャンプに出かける。お互いの気持ちはわかっているが結局一線を越える事ができないままに別れてしまった。15年後、ハリウッドで映画の仕事に就いたJakeは友達と遊ぶ時間も無い程にハードに働く日々を過ごしていた。過酷な労働で怒る事もしばしばあり、Jakeは明らかにストレスで体調を壊しつつあった。大学時代からのノンケの親友Steveは彼を心配して、休暇を取るように勧める。そこでJakeはSteveを誘ってアリゾナの故郷に初めて戻ってみる事にした。かつて好きだったのに結局連絡を取り合わなかったKyleに会える事を期待して。
Review
この作品、ストーリーを読んだ時点で、うわっこれは「Big Eden」の別ルート攻略版??とか期待してしまった。小さな田舎町を離れて都会で暮らしていた男が久しぶりに故郷に帰って、昔好きだった幼なじみと再会する……という、まぁ「Big Eden」とほぼ同じ状況なんだけど、これが「The Last Year」「And Then Came Summer」などの超直球派のゲイ映画を送り出した監督が撮ったらどうなるのか?と興味あり。うん、見た感想を率直に言うと、やはり直球だった。(笑)ストーリー、何の捻りも無い。むしろちょっと無理矢理。(笑)出て来るのも善い人ばかり。ただ、捻りが無くラストもこうなるんだろうなぁと予想できる中で、アリゾナの自然とかそういう時間がゆっくり流れてそうな背景と同じくゆっくりと関係を取り戻して行くふたりの様子の変化を見守って、展開の遅さにジリジリしたり……そういうのを楽しむ映画だったなぁと。この監督、こういう人間の純粋な部分を描きたいだけの人なんだろうな。そういう部分に触れて泣いちゃったりしたけど、Kyle役の役者さんはもうちょい演技できててほしかった。雨に濡れて部屋に飛び込んだ後のシーンとか(どうでもいいけど雨の音がステーキ焼いてる音に聞こえるのよ)、イトコに殴られるシーンとか、もうね、あれでOK出したらダメなレベル。でもそういうのもこの監督があまり演技には比重を置いてないって証拠なんだろうな。決して良い脚本とも言えないけれど、ElaineおばさんがKyleに語るシーンはジーンときたわ。




