2009.07.20. Monday

TIL&GFF:乙女シリーズその一花物語 福壽草

まずは無声映画を活弁士の声と生の演奏音楽で見る機会を与えてくれた映画祭に感謝。とても心躍る時間を過ごせました。私が見た回の前日は片岡一郎さんという活弁士による上映だったようで、乙女の心情を男性がどう表現していたのかもちょっと気になるのですが、私が見たのはその片岡さんの師匠に当た澤登翠さんによる活弁で、その表現力の深さにただただ感動!

映像が美しかったり、今では見ないような手法が使われていたりで見ていて新鮮だった。お話自体は、今の時代の目線で見たのと、最初からレズビアン的な要素と思って見ていたのとでツッコミどころ満載で面白かったのだけれど、最終的にはちょっと悲しいお話だった。満州に渡ったらまた苦労するのがわかっているものね。でも1935年に撮られた映画の中にも、今と共通するものをいくつも見つけて、人の情というのは普遍的なものなのだなぁと思った。あと、女子高生が集まると騒がしいとか、株で大損とかもね。

上映の後にマーガレットさんが少し話そうとしていた作り手のセクシュアリティと作品の関係の話は、もうちょい詳しく聞いてみたかったなぁ。

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| ゲイ映画::映画祭 | 09:42 AM | comments (0) | trackback (0) |

2009.07.20. Monday

TIL&GFF:分断の街で

イスラエルの中でももっとも偏見が強そうなエルサレムの同性愛者たちを追ったドキュメンタリー映画。聖地ゆえに住んでいる人の意識もかたくななのか、同性愛者に対する拒絶が相当激しい。宗教を理由に自分たちと違う人を認めないんだもの。しかも神のかわりに裁こうとする人たちの多いこと……。もはやそういった裁きから生じる暴力が日常化しているのだから、戦争がなくならないわけだ。映画は正直こういった人たちに抵抗しつつもどうにもできないでいる状態を映し出していた。

ところで映画祭に来てからドキュメンタリーばっかり続けて鑑賞した。よその国の事を知るいい機会だったと思う。それで、日本だとありえないよねーとか、日本だとこういう風になるんじゃない?とかいう感想が出てくるわけだけど、実際のところ日本でのこういったものを描いたドキュメンタリーは全然見てないわけだ。

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| ゲイ映画::映画祭 | 07:55 AM | comments (0) | trackback (0) |

2009.07.20. Monday

TIL&GFF:アウトレイジ

同性愛者と思われる政治家が同性愛者の暮らしを脅かす立場にあるということを描いたドキュメンタリー。うん、その歯がゆさはよくわかる。でも強制的にカミングアウトすることの是非については慎重に考えたほうがいい。もちろん作品中でも、公人だからという理由で、セクシュアリティを暴くのが目的でなく、暴くことでコミュニティを支援する側に引っ張り込むのが目的だとしている。しかしこの映画、なぜか最後は(字幕を見た限り)一般のゲイにもカミングアウトを呼びかける形で終わっている。

それを悪いとは言わないけれど、それもものすごく体制的だと感じるのは敏感すぎか。それに、クローゼットだと言われている議員たちの今までの法案への支持を効果的にビジュアル化して見せるシーンが何度かあるけれど、それ自体、もし彼らが自分を同性愛者だと認めた上でも同じ選択肢を選ぶ可能性は?とふと思った。現にカミングアウト済みのゲイの共和党支持者がいるわけで、同性愛者という共通項があっても、みな同じ選択肢を選ぶわけではない。その場合、ゲイへの攻撃になってしまうのだろうか?

しかし彼らが言ったように、カムフラージュのためにゲイへの攻撃を強めているという可能性も大いにあるし、否定できない。その大きな疑惑に対して悔しい気持ちが大きいと思う。そういう部分を十分に理解しながらも、この問題はきちんと考えてみたいところだと思う。

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2009.07.19. Sunday

TIL&GFF:安らぎの家を探して

まーーーー、全然他人ごとじゃなく、自分にも確実にくるだろう老後の問題を描いた作品。低所得層のセクシャルマイノリティを対象にした住宅プロジェクト。大勢の応募者の中から抽選で選ばれる入居者はわずかで、このドキュメンタリーで追う人たちすべてが入居できるわけではない。

映画はまずそれぞれの人物の人生を少しずつ紹介している。かつてはセクシャルマイノリティのコミュニティにいた人たちも、だんだん友人を亡くしてしまったり、疎遠になってしまったりしていた。自分たちより若い世代の友人も少なさそう。昔の人たちなので、自分の意思に反して結婚して子供をもうけている人もいたけれど、日本と違って親の世話を子供がするという風潮は薄いようで、それぞれが独立して「家」を成している。セクシュアルマイノリティであるということで安心して居住できないという事情は、やはり偏見の多いアメリカだからかなと思った。日本でも偏見がないとは言い切れないけれど、その家の中でどういう人がどういう暮らしをしているか、などはそれほど詮索されないと思う。(確かに男同士で部屋を借りるのが難しいという話も聞くけど、不況の今、ルームシェアは当たり前になってきているし)いやいや、家の中のことが問題なんじゃなくて、問題はご近所づきあいなのよ、という意見もあるかも。うん、これはもう今や誰にでもある問題。地域のコミュニティほど「うまく」やっていかないと怖いものはないよね。例えば主婦には主婦の付き合いのむずかしーーーい問題があるらしい。みんなある程度割り切って付き合ってる。

話が脱線。何が言いたいかと言うと、映画に出ていた人が求めてるのは、確かに経済的で安心して暮らせる住居だったけれど、本当に求めているのは、自分が何らかの社会やコミュニティに属しているという、安心感だったと思う。この映画でセクシュアルマイノリティコミュニティの助け合いの結晶として「トライアングル・スクエア」という住居施設が誕生したわけだけれど、自分の属していると思うコミュニティをセクシュアルマイノリティだけでくくって閉じこもってしまうのは、もったいないと思う。自分のセクシュアリティを隠さなくて良い点では、こういった住居はとても安心できると思うので、それを選ぶのは自由だと思う。まぁこの場合、みなさん選択の余地もないぐらい困っているので、そんなことも言ってられないか。私が興味深かったのは、むしろ抽選で外れてしまった人のその後。前向きになれたのは本当に良かった。

映画の後に介護相談員をしている友人に会って話をしたら、セクシュアルマイノリティと思われる人からの介護相談も多いと言っていた。(お世話をする際に生活のことをいろいろと聞くので、セクシュアリティも垣間見えるらしい)もちろん相談内容は教えてもらってないけどね。電話をして相談してくる人はまだ大丈夫。そうやって情報を得てるし、社会とのつながりを保っている。相談できずにいる人、知らないままでいる人、そういう人も多いと思うので、やはり周囲の人とつながっているのは大事だと思う。

ちなみに私は映画の後「あと何年働かなきゃいけないんだろう……」と、つぶやきまくってた。

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| ゲイ映画::映画祭 | 08:37 AM | comments (0) | trackback (0) |

2009.07.19. Sunday

TIL&GFF:ボーイズ短編集

さぁ、これは先に見た友達が口々に不満を漏らしてたぞ。どんなのか見て確かめなきゃ!って感じで見たのだ。

「ルー・ダイアモンド・フィリップスの『アザーズ』」たぶん元ネタが全部わかれば面白さが倍増するんだろうなと、ちょっと惜しい気がした。でも彼の作品を上手につないであって、本当に全部彼が演じてる作品になってた。いや、ホント元ネタわからないのが多くてね。彼自体あんまり知らなくて、一番先に思い出したのが映画じゃなくてビリーズ・ブートキャンプのCMで、体鍛えてるって出てたなぁとか。私が知識なさ過ぎてだめなんだな。

「ドールズ」母親は息子がゲイかどうか心配するより、まずは精神状態の心配をしてあげるべき。思いつめちゃって痛々しいわ。

「カリマ」母親の一人勝ち!あの調子だと、母親の命令であのふたり、付き合い始めるぞ。

「ソルトフラット・ユタ」実は今回の短編の中ではこれが一番だったかな。あの年齢の子に必要なのは、もちろん恋人もいたら素敵だけれど、ありのままの自分を見せて語れる友達だと思うのよね。だからラストの洗車場のシーンはあのまま水がはけたら、ふたりがキスしてるって展開も期待したけど、あのラストあれでいいのでは?と思った。でもノンケのジョークは残酷ねー。

「タンジョン・ルー」実際に起きた事件を描いてるんだけれど、これならドキュメンタリーでもいいのでは?と思うほど、伝えたい中心がボケてしまった印象がある。きれいな映像ではあったけれどね。お話として、監督の分身のようなカメラマンの男性を通した目線が入れられているのは面白いけれど、あまり効果を与えていない気がした。

全体的にインパクトに欠けたかなー。ちょっと勢いのある短編とか、お笑いのあるのとか、セクシーなのとか、もうちょい取り揃えてみてもいいんじゃないだろうか。例えば、それで1枚のDVDをリリースしちゃうよ、って感じでバランスよく組んであったらなぁ。でも思ったよりお客さんが入ってて、やっぱり終わったら拍手だったので、それなりには良かったんだと思う。

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| ゲイ映画::映画祭 | 06:11 AM | comments (0) | trackback (0) |
はみ★つぶ
2010年09月02日 (Thu)
ひよこ饅頭、頭から。
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