2010.09.06. Monday
生き生き幽霊「おばけのマリコローズ」
東京国際レズビアン&映画祭に引き続き、関西クィア映画祭で再び「おばけのマリコローズ」を鑑賞したので、みなさんにも紹介。あと、感想。
story
古いアパートに住むネギ子はバイト先の可愛い同僚のエイちゃんに恋するビアン。勘違いしちゃいそうなエイちゃんのスキンシップに悶々としつつ、どうにもこの恋はかないそうにないとネガネガスパイラル。そんな時ネギ子の部屋にマリコローズというオバサンみたいな幽霊が登場。ネギ子の恋を応援してくれると言うのだが……。
映画の中では「オ・バ・ケってカタカナで」と言っていたのに、タイトルはなぜかひらがなで「おばけ」です。(笑)っていきなりそんな所からツッコミ入れてしまったけど、ズバリこの映画、超オススメ。とにかく、面白い、わかりやすい、テンポいい、それでいてメッセージ性抜群。私も今までアホほどゲイ映画を見てきたけど、日本を含むアジア圏のゲイ映画のジメッとした感じが苦手でねぇ、こういう映画がたくさんあると、身構えして見なくて良いし、人にも気軽にオススメできるのでいいなぁと思いました。うちのママンにも見せたいと思うぐらい。
あんまりネタバレしたくないので詳しい事は書かないけど、マリコローズさんがオバサンとかゲイだとかどうでもよく「おばけ」ってくくりでいいじゃん、なところとか、エイちゃんのセクシュアリティが謎なままなところとか、その曖昧さがむしろ現実っぽいと思ったり。あんな非現実な内容なのにね。(笑)なんかねー、自分も若い頃は自分を言い表すラベルがなくて、「おこげじゃないし」とか言ってたけど、年取ったらどうでも良くなった。(笑)
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭には毎年行ってるわけだけれど、レインボーリールを含め、日本のゲイ映画がある一定のレベルで楽しめるようになったのは嬉しい。やっぱり何年か前の安藤優美監督の「A Tulip of Violet」(通称オカマのルミちゃん)でこれぐらいの質は欲しいってレベルが示されたように思う。更に何年か前に書いたけれど、昔、吉行由実監督のピンク映画「僕は恋に夢中」を見た時に、これも日本のゲイ映画の新しい道と思った。同映画祭で「おばけのマリコローズ」は4日目に上映で、実は今年の映画祭ではまだ面白いと思える映画に出会ってなかった。そしてマリコローズさんの次の日、仲間内ではマリコローズさんの余韻がいい感じに残っていて、全ての作品にてマリコローズさんが存在していた。「ミャオミャオ」では主人公のミャオミャオが思いを寄せる影のあるイケメンのフェイは、思いを受け入れてあげることが出来ないまま死んだ親友への思いとともに孤独に暮らしていた。ちょっと、マリコローズさん、出番じゃないの!?「スプリング・フィーバー」ではネギ子みたいにリストカット始まっちゃったわよー!え?マリコローズさん、いないの?クロージングの「波に流れて」で、マリコローズさん、まさかのラテン系イケメンにリインカネーション☆(笑)しかし、また失敗で幽霊。次、頑張れ。……というわけで、どの映画もこの映画もゲイは死ぬんです!!!死んじゃうんデス!てか、死なない映画はいっぱいあるのに、日本で上映が選ばれる映画は死ぬ率高いんです!!とりあえず感動を盛り上げるために死んじゃったりのダメ映画もいっぱいあるんです。そんな中、マリコローズさんは死なない。既に死んでいる。死んでるけどどの登場人物よりも生き生き。これ、とっても好感持てる。
ところで、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でマリコローズさんと他の出演者さんたちの挨拶を見逃したのだ。その理由が、前日からFFさんとザッハトルテの話で盛り上がっていて、映画の合間にザッハトルテを食いに行くぜー!!と、映画が終わってすぐに会場を抜けたのだ。その時、明るくなって人が出て行くところをマリコローズさんに見せるのは申し訳ないので……と暗いうちに出る事にしたんだけれど、その出口にマリコローズさんがスタンバっていて結局出て行くところを見られたという。(笑)そんなわけで、関西クィア映画祭では念願のステージトークを聞く事が出来た。面白すぎ。東京と違って客が少なくて、主催者じゃないのに申し訳ない気分になったけど、あれはあれで、マジトークもありで面白かった。なんせマリコローズさんがスッピンで、小林でび監督のまま歌を歌ってたし。
| ゲイ映画::映画祭 | 05:45 AM | comments (0) | trackback (1) |
2010.07.17. Saturday
映画祭にてついーと
やっぱりスマートフォンではブログの更新がしづらいので、とりあえずtwitterを使うことにしますた。でも同時進行でファイアーエムブレムをやってるので、ゲームの事を呟いていたら愚民。(・・;)))
| ゲイ映画::映画祭 | 09:29 AM | comments (4) | trackback (0) |
2010.06.18. Friday
プログラム発表【ぴあで】
公式サイトのオープンを待ちきれない人は「ぴあ」をのぞいて例のキーワードで検索してみれ。(とか言ってる間にオープンしそうな気がします。っていうか、してていい時期)
とはいえ、色々自分でスケジュールを立てるのにいちいちぴあを見に行くのマンドクセなので、以下に抜粋してみた。あくまでも予定なので、後で各自公式サイトのチェックは必要。(→公式サイト)
read more| ゲイ映画::映画祭 | 01:20 AM | comments (7) | trackback (0) |
2010.05.27. Thursday
今年のTIL&GFFの日程発表
今年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の日程が発表されていたのですな。(FFさん、thanks)早くプログラムも発表される事を願いまーす。
第19回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
7月9~11日、7月15日~19日
私はたぶん最後の3日間に行くかな~。翌週が浅田真央のアイスショーを見に名古屋入りなので、ちょい自重。
| ゲイ映画::映画祭 | 11:21 PM | comments (6) | trackback (0) |
2009.07.20. Monday
TIL&GFF:乙女シリーズその一花物語 福壽草
まずは無声映画を活弁士の声と生の演奏音楽で見る機会を与えてくれた映画祭に感謝。とても心躍る時間を過ごせました。私が見た回の前日は片岡一郎さんという活弁士による上映だったようで、乙女の心情を男性がどう表現していたのかもちょっと気になるのですが、私が見たのはその片岡さんの師匠に当た澤登翠さんによる活弁で、その表現力の深さにただただ感動!
映像が美しかったり、今では見ないような手法が使われていたりで見ていて新鮮だった。お話自体は、今の時代の目線で見たのと、最初からレズビアン的な要素と思って見ていたのとでツッコミどころ満載で面白かったのだけれど、最終的にはちょっと悲しいお話だった。満州に渡ったらまた苦労するのがわかっているものね。でも1935年に撮られた映画の中にも、今と共通するものをいくつも見つけて、人の情というのは普遍的なものなのだなぁと思った。あと、女子高生が集まると騒がしいとか、株で大損とかもね。
上映の後にマーガレットさんが少し話そうとしていた作り手のセクシュアリティと作品の関係の話は、もうちょい詳しく聞いてみたかったなぁ。
| ゲイ映画::映画祭 | 09:42 AM | comments (0) | trackback (0) |

